十分現役として活躍する中古品のビデオデッキ

ビデオデッキは現在ではほとんど家電店では手に入らないので、中古家電として入手しました。
もともとビデオテープをブルーレイディスクに焼くのにそれが必要だったのですが、生憎家にあった古いレコーダーは壊れていたりリモコンが行方不明で使い物にならなかったのです。

けれど家族の映像や古いドラマやアニメを残すためにも何とかして再生する機械がなくてはならず、色々家電店を探していたのですが、結局一番手に入れやすく購入しやすかったのは中古品でした。
中古品の中にはレコーダー機能に特化し優れたものもありましたが、一番欲しかったのは再生部分のみでしたので選ぶのは簡単だと思ったのですが、結構時間がかかりました。
本当はそんなに高機能じゃなくてもよかったのですが、結局使いやすさ重視で買ったのはビデオとDVDが一体化したタイプのレコーダーです。

今にDVDを再生する機器を希少になるかもしれないので、今のうちに確保できたのはよかったかもしれません。
中古家電といえど割とブランド家電や昔憧れていたような高機能のレコーダーも多い印象で、選ぶのに目移りしてしまいました。

現在ブルーレイディスクレコーダーが主流となっているので、古いビデオデッキを手放す人も多いのでしょう。
昔の大型家電店なみの品揃えで今ではレコーダー事業から撤退したブランドの製品もあって、タイムスリップしたみたいでちょっと懐かしくなってしまいました。

新しい家電が出てくるとそれだけ古い家電の出番がなくなり生産終了になって、入手しにくくなります。
特にここ十年はアナログ放送からデジタル放送の移行期だったので、ビデオデッキを手放す人も多い一方で、私のように映像のダビング目的でビデオレコーダーがどうしても必要な人は多かったのではないでしょうか。
家にあったとしても機械製品はきれいに保管していないと壊れたりするので、結局は中古家電にお世話になることもあるのだと思います。

これまで中古品で家電を購入したことはなかったのですが、時代によって規格が変わったりすると後々特定の家電が必要になることがあるのだと感じました。
ベータ規格のレコーダーや8ミリフィルムの再生機も、数は少なかったのですが売っていました。
これまでこういったものは美術品的なコレクション要素で売られているのかと感じていましたが、まだまだ使い方や状況によっては使用することもあり、十分現役として中古品が活躍するのだと思いました。